100円の工具は使えない物なのか？

通販の最安値はトラブルが多いと伝えたが、最安値の代表のダイソーなどの100円ショップの
工具はどうだろうか？先の印象からこちらも50歩100歩と考えてしまう。
最初から辛辣な方面で話を進めているが案外馬鹿にできない物だったりする。
通販の最安値と一緒で耐久性に問題があるのだが、精度はそこそこ出ていて
金属が削れて使い物にならないという事はない。
それでも使える工具と使えない工具があるのは事実なので僕の独断と偏見で使えるか考える。

まずソケットのコマなのだが、これは問題なく使えると思う。
金属が力負けするという事もないし、精度も悪くないと思う。
大きなトルクを掛ける使い方は流石に怖いのでできなかったが、バッテリーの交換や
ボディにアースを落とす際にボルトを緩めるという使用には充分使えると思う。
使用に問題ないとは言ったが、メッキが弱い印象があった。何かの拍子に落としたり
したらポロッと行く箇所があった。
100円ショップの工具はメーカーが不明なので1つのメーカーだけではないとは思う。
それでもコストダウンのためにどうしてもケチっている箇所は見受けられる。

次にドライバーだが、プラスドライバーは耐久性が高くないと感じる。
家具の組み立てなどの軽作業には充分耐えられるのだが、自動車やバイクの
ネジだと錆があったりゴミが溜まっていたりとイレギュラーが多い。
最初は良くても段々と削れてきてネジ自体にもダメージを与えるようになる印象。
その代わり通販の最安値みたいにシャフトと柄の固定が甘くてネジに力が掛からないという
事例はなかった。

 

マイナスドライバーは実際の作業だとネジを回すよりもこじるのに使うことが多いと思う。
そうすると別に精度がうんぬんはそこまで気にならなかった。むしろ曲がろうが削れようが
心のダメージが殆ど入らないので割り切って使うなら有名メーカーよりも100円ショップの
マイナスドライバーの方が良いと感じる。