黙って20馬力くらい上がる流用エンジン出典:https://w1p.jp/archives/1301AE92後期になってから4A-Gは色々と見直されてAE86に載っていた4A-Gからかなり変わった。知っている限りでは下記のように変わった。クランクシャフトがフルカウンタータイプになったクランクピン径がΦ42になった吸気ポートがAE86用に比べて細くなった92前期からだがT-VISが廃止になったピストンピンの径がΦ20になった細かく見ればもっと多いだろうが、全体的に耐久性が増して初期の4A-Gに比べて詰められるところを詰めた感じになった。そのお蔭かネット値で140ps出るようになった。AE86用だとグロス値で130ps(ネットに直すと120ps出てるか怪しい)なので何もチューニングしていない状態で20ps上がるエンジンになった。元々同じエンジンなのでAE86に載せるのには加工は殆ど必要なく、車検も通るので手軽にパワーアップできる。その為か一時期のコンプリートエンジンのメニューは92後期エンジンのメニューが多かった覚えがある。その代わり、AE92はAE86にエンジンをはぎ取られるための車となってしまった節がある。今見るとAE92も少し古めだが手軽に乗れるスポーツカーという印象があり、好感が持てる。サスペンションのセットが難しかったようだが乗れる機会があったら乗ってみたい車だ。搭載するのにポートアダプターが必要になるさて良い事づくめのAE92後期エンジンのメリットは…車検が問題なく通る黙って20psほどパワーアップハードなチューニングも後で可能反対にデメリットだが思いつく限りだとないんじゃないか?と考える。素人判断だが純正ECUでは本領発揮が出来ないはずなのでECUの追加費用が必要になる所だろうか?92後期だが、一応載せるのに障害になるものがある。AE92から駆動方式がFFになっているのでサージタンク入口が後ろを向いてしまう。それを解決するのにいずれかのパーツが必要だった逆転インマニを付けるポートアダプターをはさんでAE86用インマニを取り付ける割り切ってキャブや4連スロットルを取り付ける1と2は純正のスタイルを大事にしたい、コストを掛けられないユーザーがチョイスしていたようだ。突き詰めたレーシングエンジンじゃなければ純正のスロットルやインマニでもパワーは出てくれる。3は今後ハードなチューニングをしていく方は最初からチョイスしていた。AE101純正4連スロットルや戸田レーシングのスポーツインジェクション、OER、FCRキャブレター、WEBERキャブレターが選択肢に上がっていると思う。それと忘れてはいけないのがFRレイアウトにするのでクランクシャフトに付けるパイロットベアリングを忘れてはいけない。そうしないとAE86用のT50ミッションが付けられないからだ。今だとどの世代の4A-Gも弾数が少なくなってきた92後期4A-Gに限らずだが、4A-Gはもうトヨタから販売していない。以前フォーミュラトヨタのレーシングスクールで4A-GEは使われていたが2013年に利用終了となった。その為、搭載された車種は多いが段々見る機会が減ってきたエンジンだ。昨今の事情からAE86にスワップされるエンジンが4A-GEじゃなくなってきている。ここら辺はまたどこかでまとめたい。余談だが4A-GEの中に4A-GELUという形式物もあった。これは何か仕様が違うという事ではなく、エンジンの搭載が縦か横かの違いである。