アルミダクトを使ってインテークパイプを作り直す

アルミダクトを使ってインテークパイプを作り直す

純正のインテークパイプはエンジンルームの熱気を吸うように見えるので引き直してみた
えい
えい

水を吸わないためにエンジンルームから空気を吸うようにできているMR-S


出典:https://minkara.carview.co.jp/userid/2890961/car/2501420/6272753/note.aspx
やられているオーナーが多いので僕も購入した時にやってみた改造です。MR-Sは水を吸い込まないようにダクトをエンジンルームに戻るように設計されています。速度が出ているときは良いのですが、低速で走っている市街地等では吸気温度が上がってしまう場合があります。僕の場合、OBDから拾った信号で吸気温度を見ていましたが、70℃に届くくらいまで上がっていました。これでも大丈夫なんだろうが、吸気温度を下げてあげた方がパワーダウンは防げる。なるべく熱気を吸わないようにするのが目的です。

 

メリット

  • フレッシュエアを吸えるようになる。
  • 吸気温度を結構下げられる。(僕の場合だと55℃くらいまで低下した)

デメリット
意外と手間(笑)

 

準備するもの下記の通り

  • アルミダクトΦ75
  • Φ75を締められるホースバンド
  • ダクト固定用の長い結束バンド
  • プライヤー(給油ホース上の鉄板を曲げるため)

左側の部品はかなり外す

もう手元にない車なので画像がないのが悔やまれるが、インテークパイプを外すのに色々と部品を外す必要がある。
左リアホイール、左サイドインテークダクトカバー、左インナーフェンダー、左テールレンズを外す。

  • 左リア側は色んな部品を外さなくてはいけない。クリップも高確率で割れるのでスペアパーツを準備しておくと脱落する心配がなくなる。

テールレンズを外すとダクトが顔を出すのでエアクリーナーからインテークパイプを外す。

  • インテークパイプ先端はエンジンルーム内の空気を吸うように設計されているのでネジを外して取り外す。エアクリーナーには刺さっているだけなのでこじればすんなり外れる。

アルミダクトをリアフェンダー内に這わせる。ダクト先端はカバーに干渉しない程度の位置で固定する。

  • 這わすと固定できるところが意外とない。僕の場合は長いタイラップで大きめのリングを作ってボディに開いているサービスホールを使って固定した。

 

絶版だがTRDでもインテークパイプの経路を変えるパーツを出していたくらいなので、面倒でもやる価値があると考えている。この後少し走り回ってみたが、夏場から秋口くらいの吸気温度は50℃くらいで落ち着くようになった。引き直す前は70℃近くをウロウロしていたので効果は大きかった。