車検No.11 スロットルボディを洗ってみよう

車検No.11 スロットルボディを洗ってみよう

えい
えい

古い車に限らず結構汚れているスロットルボディ

これはAE86に限った事ではないのだが、ブローバイで意外と汚れているスロットルボディ。車に興味がない人からすれば、手を加える、洗浄する事はないと思います。アイドリングの不安定や回転数が落ちない場合は汚れているかもしれない。他にもエンジンのレスポンスがいまいちだったり、エア経路が塞がるのか振動が大きかったりと影響が出るもの。洗浄はスロットルボディさえ露出できれば簡単なので車検整備に必須ではないがとにかくやってみる事にした。

キャブクリーナーかエンジンコンディショナーを使用するが注意点あり

洗浄はキャブクリーナーかエンジンコンディショナーを使用する。どちらが優れているというのは特になく、キャブクリーナーは速乾性があり、パーツクリーナーみたいに使える。結構臭い。エンジンコンディショナーは泡状で出てくるので、付け置き洗いをする時に便利。洗浄できればどっちを使ってもいいのですが、スロットルボディの円周上に気密を保つためのシール材が塗られている車種が今は多いです。2つのクリーナーはこのシール材も一緒に落としてしまいます。そうすると本来入ってほしくない空気量がアイドリングで入るのでアイドル回転数が高くなってしまったりして逆に調子が悪くなる場合があります。AE86の場合はそんな物は塗られていない(笑)気にせず吹きかけてウエスで拭いてを繰り返し行います。

走らせていないので調子が変わったかは分からなかったが

ハチロクの場合、スロットルボディを露出するのにそこまで工数はかかりません。クリーンサイド側のインテークダクトを外してしまえばすぐに顔を出します。ダクトのクランプを外して外すだけのお手軽仕様。

 

我がハチロクのスロットルボディは薄焼けた黄土色をしており、如何にも汚れているという外見をしていました。洗浄すると磨いた真鍮の様な感じになりました。本来の姿はこの姿だったのかと感心しました。この時は車検が通ってなかったので公道を走らすことができませんでした。その為調子が変わった!という判断ができなかったのが悔しいが、エンジンが元気よく動いているような雰囲気が出てきました。

 

因みに今の僕だったらスロットルボディを洗うのにはキャブクリーナーを使用します。
エンジンコンディショナーはプラグを外して燃焼室を洗う際に使用しています。参考までに。