No.3 テールレンズパッキンの交換

No.3 テールレンズパッキンの交換

AE86のトラブりやすい雨漏りの修理
えい
えい

定番トラブルでAE86の持病

テールレンズパッキン
出典:https://albblovesm.live/index.php?main_page=product_info&products_id=143750
AE86は古い車だ。そのお陰で年式の新しい車では想像が付かないようなところにトラブルが発生したりする。今回は大体のオーナーが経験するであろうテールレンズからの雨漏りを取り上げてみる。ここはハチロクの持病の1つ。

 

ハチロクは古い車なのでゴム類やパッキン類は殆ど傷んでいる。そのせいでテールレンズからも雨や洗車の時に雨漏りしてしまう事がある。昔雑誌でスペアタイヤの窪みで金魚が飼えるなんて揶揄があったくらいだ。この雨漏りなのだが、内装側の鉄板はそこまで塗料が厚く塗られていないので放置していると錆が発生する。AE86の専門誌で度々話題になるくらいだ。僕のハチロクも例に漏れず、雨漏りを経験しました。困ったことにテールレンズのすぐ下に水が溜まって錆も出来ていたから質が悪い。ボディカバーも掛けたり外したりを繰り返すと大変なのでパッキンを交換することにした。

 

メリット
雨漏りの心配がなくなる。これが普通の事なんだけど…。
デメリット
パッキンが意外と高い

交換はテールレンズを外せれば全く苦労しない

パッキンの交換自体はとても簡単で、2ドアでも3ドアでもテールレンズ止めているナットを外してしまえばレンズをボディから外す事ができる。ここまで来たらボロボロになっているパッキンを交換して組み付けるだけだ。

 

結構大事なパーツのくせに絶版になりやがったパーツだったりする。現在だとヤフオクや専門のショップさんの在庫から入手するしかない。今後どんどん在庫がなくなるので、完全になくなってしまったらバイクの紙ガスケットみたいに自作するしかなくなる。

 

さて、僕のハチロクはこれでレンズからの雨漏りは何とかなったが、水が溜まっていたところに錆が発生していた。耐水ペーパーでシコシコ削って塗装するのが修理のやり方だが、月極駐車場で塗料缶を吹くのは気が引けたので錆チェンジャーで補修した。これは錆を削った後、塗るだけのお手軽さなので塗装できないけど、錆止めはしたい時にはとても重宝する。価格も安いので学生だった時も非常にありがたかった。