No.9 暗いヘッドライトを何とかしてみようpart1

No.9 暗いヘッドライトを何とかしてみようpart1

純正ヘッドライトシステムは光量が少ない。ヘッドライトチューンはLEDやHID換装だけではない。
えい
えい

レビンもトレノもヘッドライトは結構暗い

これはハチロクに限らずだが、旧車のヘッドライトは懐中電灯かな?って思うくらい暗い。今の車に慣れてしまうと余計にそう思ってしまう。ハチロクの弾数が多い時代はHIDやLEDという今の主流がなかったのでヘッドライトを明るくしようとしたら下記のやり方しかなかった

 

  • ハイワッテージバルブを使用する
  • リレーを使ってヘッドライトバルブの入力電源をバッ直にする

 

ハイワッテージバルブは消費電力を増やしたバルブ。通常の55W、60Wっというところを125Wという具合にかなり電力を消費する設計だが、ハロゲンのままでかなり明るくできた。その代わり発熱が凄く、プラスチックのヘッドライトレンズだと溶ける恐れがあった。そのせいかガラス製のヘッドライトレンズが組み合わされていた。まぁガラス製のヘッドライトレンズだとレンズカットが入っていてマルチリフレクタータイプに比べて配光がいまいちだったりしたのだが…。現在だとハイワッテージバルブそのものが殆ど見かけないので廃れた改造方法。僕が知っている限りだとパックアールでH4とH3が購入できるくらいである。

 

上記を踏まえるとバッ直に改造が今でも通用すると考えている。HIDのコンバートキットでもバッ直にするし。。。
バッ直にするにはエーモンあたりのリレーを購入してきて配線するだけ。そうすることで車体を回るうちに減圧してしまった電圧からバッテリーが出す電圧を使う事ができる。意外かもしれないが、仮に1Vだけ電圧が上がるだけでもヘッドライトの光量は結構違う。1000円くらいの出費で多少の改善をすることができるのだ。これはレビンでもトレノでも両方ともできる。

ハロゲンを生かすならトレノの方が明るくできる

レビン ヘッドライト
出典:みんカラ

 

さて、ハロゲンを光源にする場合、レビンは不利だ。トレノの場合は規格化された角型ヘッドライトレンズを使用していたのでレイブリッグやCIBIEから出ていた社外レンズを入れると配光が変化して体感できるほど変化がある。バッ直にする小細工や光量が大きそうなハロゲンバルブを入れなくても明るいな~って感じる。
レビンの場合、今でこそプロジェクターを仕込まれたヘッドライトレンズが売り出されているが、その手の社外品がないのでレンズの黄ばみや汚れを落として磨くくらいしか出来ない。光量アップを目指すとハロゲンバルブでは限界があった。その代わり現在だとLEDやHIDがある。この2つはレビンの方が換装が楽なのだ。長くなるのでLEDとHIDの方はpart2に譲る。