No.2 ハイビーム連動 ドライビングランプ取付

No.2 ハイビーム連動 ドライビングランプ取付

ハイビームにした時に点灯するようにドライビングランプ(フォグランプ)を取り付けてみた

HA36Sのヘッドライトに不満があるわけではないが、大型の補助灯が付いている車両が僕は好きなのでいずれは取り付けてみたいと考えていた。みんカラでHA36Sの純正フォグランプのあたりにIPFの968を取り付けている車両を見た時にこれはやるしかねぇ!ってビビッと来てしまい、真似することにした(笑)
構想としてハイビーム連動でランプが付くように設計する。取り付けにあたってある程度の加工が必要になるので、必要なパーツとメリットを挙げていく。
必要な物

  • ドリルなどの穴あけ加工ができる工具
  • ワッシャー代わりにする金属ステー(ステンレスかアルミを推奨)
  • エーモンのリレー

メリット

  • ハイビームにした時に下回りの照射不足を補ってくれる
  • 見た目がオフ車ぽくなって目立つ(笑)
  • 2灯まででハイビーム連動なら補助灯扱いになるので車検対応

968
出典:IPF
取り付けるライトはIPF オフロードランプ 968 マルチリフレクター。如何にも後付け感が満載の見た目がとてもGOOD。
バンパーの取り外しなどは省くが、注意点の要点をまとめていく。

 

取り付けはできるだけバンパー先端ギリギリを狙う
取り付けてみて思ったのだが、このドライビングランプは結構薄型に作られているが、HA36Sのフロントリップはそこまで張り出ている形状ではない。先端ギリギリまで寄せないと光軸の調整が殆どできず、下を向いた状態でしか固定できない。僕は取り付けた後にそれに気づいて開けた穴を長孔加工してずらす対応が必要だった。

 

バンパーが変形しないようにワッシャー代わりにステーで補強が必要
HA36Sのパンパーはペラペラの樹脂なのでランプ本体に付いているワッシャーだけだとグラグラ揺れてしまう。ワッシャーが押し付ける範囲も狭いのでホームセンターで売っているステーを加工して裏側を補強しないと走行中に脱落する可能性がある。968の根元に付いてる固定ボルトはM12くらいありそうな太いボルトなので、それに合わせて汎用ステーの穴を拡大してワッシャーの代わりになるように加工した。

 

熱で溶けるので、バンパー裏の配線は上手くフレームに這わせる
HA36Sのバンパー裏はあまりスペースがない。人気のあるスポーツカーならバンパー裏にスペースがある物だが、徹底的に無駄を省いているような設計なので配線を固定しないでバンパーを戻すとラジエターやタービンの様な熱が強く出る部分に接触の恐れがある。なるべくフレームに這わせてタイラップで固定する。

 

IPFの純正リレーは配線は使わない
これは僕だけかもしれないが、付属されていたIPFのリレーは室内側でスイッチが弄れるように設計されているようなので、余計な機能が付いているなと感じた。シンプルにリレーの機能だけがあればOKだったのでエーモンの一番安いリレーで代替えした。

 

注意点を頭に入れつつ、次はヘッドライトからハイビームの信号線を探し出す。ハイビームにした時に検電テスターで通電する配線を探し出していく。HA36Sの場合は茶色の電線がハイビームだった。
ハイビーム
画像はギボシの二股を装着するためにギボシ端子を取り付けてある。純正のビニールチューブは加工に邪魔だったので5cmくらいカットしている。ここから信号線を貰ってリレーを下記のように配線する。
リレー配線
配線が苦手な方は眩暈がすると思うが、ハイビームの信号が来たら補助灯にバッテリーの電流が流れるようにしてあげる配線だ。ハイビームの信号の部分をバッテリーから直接取ればエンジンを切っていてもライトを点灯することができるようにすることができる。

 


実際に取り付けて点灯した図。ハロゲンバルブなので爆光LEDの様な明るさはないが、ない状態よりもハイビームの明るさが違う。で、結構外見が変わるので自分の車だとすぐに分かる(笑)
こうやってそこそこ苦労したにも関わらず、1ヶ月くらいで取り外した。不満点は光量の少なさ。夜の峠道などで点灯させても存在感が薄い。代わりにアマゾンで売っている船舶に使用する丸型のLEDライトを取り付けるがそれでも明るいな!って感じなかった。光の色もイエローにしたかった!という事で構想を練り直し、補助灯6連仕様にステップアップしていく。