No.3 シフトレバーの高さ調整

No.3 シフトレバーの高さ調整

ラリーカーをお手本にシフトレバーの高さを上げてハンドルに近づけていた

僕はラリーカーを改造のお手本としている。分かりやすいエンジンのパワーアップも良いのだが、ドライバーの操作がしやすいようにするだけでもタイムは結構変わると考えている。ラリーカーみたいにシーケンシャルシフトにすることはできないがシフトレバーの位置をハンドルに近付けられないかと考えてみた。
シフトレバーの高さを変える方法は2パターン。

  • シフトレバーを延長する
  • シフトレバー固定台座にスペーサーを挟む

シフトレバー延長は最も簡単だが、シフトストロークも大きくなってしまうのが欠点。ドライバーの腕を上げればいいが、速いシフトチェンジするのにストロークが長いとやはり不利だ。僕の中では却下。
次に固定台座にスペーサーを挟むやり方だが、FFやMRみたいにシフトワイヤーを介してシフトチェンジする車種ならば改造可能だ。HA36Sはシフトワイヤーでギアを入れ替えるのでシフトレバーの台座にスペーサーを入れて位置を変更させた。
シフトレバー
写真の様に台座の下にスペーサー入れている。本来の用途ではないが廣杉計器のLSU-830-20というステンレススペーサをねじ込んでいる。これによってシフトレバーの位置が本来の高さよりも3cmアップする。これによって腕の移動が少し減って好感触だった。その代わり本来の位置よりもレバー位置を上げているので少しだけシフトレバーの移動が固くなった印象がある。ワイヤーに曲がりの力が加わるのか抵抗が増えているようだ。

 

試しにLSU-850-20という5cmのスペーサーを入れてみるとシフトレバーの高さが更に近付いてもっと良い感触があった。でも抵抗が更に増えたのか、ニュートラルに戻した時にレバー位置が真ん中に戻らないくらい固くなった。そうするとワイヤーやミッション本体にダメージを与えそうなので、3cmまでの変更で止めることにした。

 

シフトブーツの折込がガッツリ伸びて見た目は?になったが、運転はしやすくなった。