No.11 シルクロード製ミッションマウントブッシュを取り付けてみた

No.11 シルクロード製ミッションマウントブッシュを取り付けてみた


出典:シルクロード
特に改善が必要ではなかったが、ペースを上げて走っているとエンジンの揺れでギアが入りにくくなるかな?と感じて取り付けてみた。専用の強化品だとクスコやモンスタースポーツあたりから出ているピッチングストッパーを取り付けられる。これがどうも凄く振動を伝えるようなのだ。手が痺れるくらいまでに…。純粋なサーキット専用車にするならそれでも良いが、街乗りメインで隣に誰か乗せるとなると乗り心地が悪くなりにくくてギアが入りやすくなりそうなもので考えたらこの製品を見つけた。

純正のトルクロッドには写真のように隙間が空いている。多分これが振動吸収するミソだと思う。この隙間にミッションマウントブッシュを挿入してあげる。
ゴム同士なので、そのまま入れようとすると摩擦が発生して上手く入ってくれなかった。シリコンオイルを塗布して上手く押し込んでみた。
このまま組み付けてみたが、どうやらトルクロッドから少しだけはみ出ているブッシュが悪さをしているのか、ボディに干渉してネジ締結位置まで差し込めなかった。カッターではみ出ている部分をカットして組み直した。

 

入れてみたところ、アイドリングの振動が分かるくらいまで増えた。それと2000~3000回転と5000回転のあたりで分かる振動が発生するようになった。恐らく社外の強化トルクロッドであるピッチングストッパーを入れたらこれがもっと強く出ると思われる。その代わりコーナリング中にギア操作をしてみたが、すんなりスコッっと入ったので効果はあると感じる。

 

AE86を使っている時に強化エンジンマウントとミッションマウントを使っても振動は殆ど感じなかったので、ブッシュ1つで大きな作用が出るのはビックリした。今のところ不具合はないのでこのままにしてある。マフラーとフロントパイプを交換した時に振動が発生する回転数でこもり音が強く出るようになったので、その内ブッシュを引っこ抜くかもしれない。