「 車検 」の検索結果
  • 車検No.01 僕にとってAE86とは
    整備のイロハを教えてくれた車AE86と言ったら皆さんにとってどんな車だろうか?土屋圭一さんのマメ号、頭文字Dの藤原豆腐店号、N2やグループAと言ったレースで活躍した車という具合だろうか?実際に愛車にして楽しい思い出があったり、コツコツ整備して勉強したりと色々と思い出があるのではないだろうか?僕にとっては車に興味を持った時に最初に乗ってみたい車で、頭文字Dの世界みたいに速く走れるようになりたい!という思いを抱いた車でした。この想いを胸にアルバイトで貯めたお金で購入したのが20歳の時。昭和58年式のスプリンタートレノ2ドア。楽しい事や嫌な事も経験しました。最終的に定番のトラブルが発生して学生の稼ぎではどうにもならず、学業卒業前に手放しました。工具をぶん投げた経験が多いですが、思い返すとこの車にはたくさん勉強させてもらいました。この車に向き合ったから基本的な整備も経験したし、車を所有する事でそれにかかるコストなどの社会的な仕組みも勉強になった。現在だと旧車のトラブルに付き合いきれないのでもう所有することはないだろう。でももう一度乗ってみたい。
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  • 車検No.02 僕が購入したAE86について
    僕が購入したAE86は昭和58年式スプリンタートレノ2ドア。当時ヤフオクで30万円で購入しました。通常のお店で購入すると学生には手を出せない金額だったし、自分で色々やるから多少ボロでも問題ないという考えでした。自身の経験を語らせてもらうとケチって個人売買で購入するのはお勧めしません。。。これはAE86でなくてもそうです。どういう経緯で売りに出されていたのか全く分からないし、仕様がどうなっているかも分かりません。この時の僕はこの後苦難が多い車になることを全く気付いていませんでした。それでもあの時は実際の車がやってきた時は夢が叶った!って凄く嬉しかったのを覚えています。次のコラムからはちょっとずつ全容を明らかにしていこうと思います。
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  • 車検No.03 パッと見た感じ
    車検が通る状態という謳い文句パソコン上の画像だけで購入したAE86だったが、ここがまずいなどの説明は特になく、僕はそのまま消耗品を交換すればナンバーが取れると思っていました。当時の僕目線で見た買ったハチロクはこんな印象でした。→外装は薄紫色でオールペンされている。特に凹みなどの傷はなし。→エンジン音が結構大きいように感じる?でも吸気も純正が付いているしノーマルか?→少しガス臭いような??マフラーは変わっている。→初期型ハチロクに採用されていたデジタルメーター。→ハンドルが交換されている。しかもやたら小さい。確か320mmかな?しかも形が好みじゃない。→内装がブルー系。レビトレマガジンや調べまくったハチロクサイトで赤×茶と黒×灰があることは 知っていたけどこの色は初めて見た。 なぜか運転席側だけ後期型の純正シートが付いていた(笑)→ホイールが前後別のデザイン。フロントがアドバン、リアが深リムのワタナベという組み合わせ。→車高がかなり低い。→左右でリアフェンダーから出ているホイールの突き出し量が違うような??内装を見た時に一瞬AE85(ハチゴー)かな?とも思った。頭文字Dの劇中での樹君のワンシーンをやってしまった?(笑)と思いました。でもボンネット開けるとちゃんと4A-Gが収まっていたし、間違って購入していたわけではないと安心したのを覚えています。さて上記で上げた事でフラグが立ちまくっています(笑)この後ちょっとずつ全容が明らかになっていき、かなり痛い目に遭います。
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  • 車検No.04 取り合えず車検を取らないと始まらないよね
    現状で車検が通る仕様ですの言葉は信用してはいけなかったヤフオクでAE86を買った時に車検が通っていない事を言われていました。そのおかげで当時としても学生の貯金でも何とか買えた金額だったので有難かったです。一応整備すれば車検は通るよという触れ込みだったのですが、その言葉を鵜呑みにしてはいけない状態でした。整備すれば…の中身を考えないとこんな目に遭うさて整備すれば車検通るよという言葉を鵜呑みにしてユーザー車検でこのハチロクを持っていきました。今でこそ色々と怪しさ満点のAE86だったのですが、当時は無知と経験値不足のおかげで車検が通らない状態だったのを気が付かず意気揚々と持っていきました。これでこの車に乗れるぜ!って不具合箇所がボロボロ出てくる我がハチロク結果からして検査不合格で整備官に説教を食らう羽目になりました。旧車という現実ももちろんですが、「整備すれば」という言葉の意味に「このまま車検が通るとは言っていない」という意味が含まれていたので非常に落胆した結果です。次回指摘された不具合をまとめていきます。
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  • 車検No.05 車検に通らなかった不具合箇所
    中々ない経験だと思うがわざわざ下回りを見るフロアに招き入れてくれた。さて、説教を食らうために下回りを見ているフロアにわざわざ呼び出されて、下回りを見せながらどこがダメかを指摘されました。今となっちゃ車検場で地下のフロアに入れてもらうって職員じゃない限りまずないよなって感じます(笑)説教はされたけど、当時僕は20歳になったばかりだったので凄く若い奴がユーザー取りに来るとは珍しいな~とか言われて色んな面でレアケースだったようです。当時の僕は経験不足の無知だったので、特に車検に向けた整備はしていませんでした。なんでかって車検場に行くまでの運転で変な感じはなかったからです。実はやばい状態だった我がハチロク下から見せてみるとかなりやばい仕様だった事が露見しました。触媒ストレートで付いていると思っていた触媒がない。なぜか音量はギリギリOK。バネカットされていてスプリングが完全に遊んでいた。オマケにショックの台座からバネが外れている。エンジンからオイルが滴っている。アライメントが狂っていてサイドスリップが起こっている。ブレーキがすぐにロックする。(これは検査時に踏み方が悪かっただけ)今思うと凄い状態で転がしてたな…とても危険で見る価値がないと言われたまともな状態ではないので説教していた車検官はかなりボロクソに言ってくれました。でも今でこそ無知な奴がえらい目に遭っているという憐みとか、若い奴がよくそこまでヤル気になったなという感情が混じったような態度だった感じ。こんな状態なのでその日はそのまま何とか帰るしかなく、凄くいたたまれない感じがしました。オマケに指摘されるとその部分に神経が向くようになり、指摘された事がかなりの不具合だった事が分かりました。エンジンの音が大きくて滅茶苦茶跳ねる帰り道に分かった事ですが、比較的綺麗な道で往路は来ました。当時は携帯のナビは全然大したことがなかったので復路で道を間違えて路面の状況が良くないところを走りました。すると全く感じなかったところが顔を出します。エンジンの振動と音が大きい。なんか壊れそう?とにかく跳ねる。突き上げ感どこじゃなく、軽トラよりも乗り心地が悪い。やばくね?俺のハチロク…。というわけで次から一般整備とやらなくていい整備をしていく事となります。
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  • 車検No.06 プラグを交換してみよう
    良い燃焼の第一歩車検場を後にして色々調べまわって疑わしいものはなるべく交換しようという気構えになりました。まず交換が簡単でエンジンの調子が分かるプラグを交換することにした。AE86は今の車みたいにカバーだのイグニションコイルなどがないので整備素人の僕でも30分以内に交換できました。プラグコードを引き抜いてプラグレンチでプラグを変えるだけ。整備の中ではとても簡単な部類です。我がハチロクの燃焼室はカーボンだらけプラグはNGKのイリジウムプラグを選択しました。当時だと値段も純正にプラスα程度価格が上昇するくらいだったので学生の僕でも手軽に買えました。付いているプラグを確認すると煤が凄いのなんの…。熱価による焼け判断どころではなく、只々真っ黒…。前オーナーは整備は全くやっていない人だったようです。燃焼室を覗くと黒い塊しかなかったので燃焼状態は良くなかったと感じ取れました。当然だかプラグだけ変えた程度じゃ大して変わらん一先ず簡単に交換できるプラグを交換したが、調子は殆ど変わりません。当然です。消耗品の殆どが疑わしい…。ちょっとずつ交換していく過程を綴っていきます。
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  • 車検No.07 エンジンルームを洗浄してみよう
    前オーナーはオイルこぼしたんじゃないか??走り屋さんがAE86を使っているとどうも大事に使うことがなく、雑に使われている傾向があります。仕方ないよね、人気のある車だし…。今だと逆に大事に大事に使うオーナーの方が殆どだと思います。さて、話を戻していくとエンジンルームがやけに汚い…。ヌタヌタするというか、手触りが良くなく埃が凄く付いている印象です。これはやらかしているのではないだろうか??見た目が悪いのとオイルが滴っていると車検でNGを食らうので洗浄することにしました。これでどこかからオイルが滴る場合はオイルシールが逝かれているので判別にも丁度良いと当時考えました。エンジンルームは水をぶっかけても問題はないエンジンルームを洗うとなると抵抗を感じる方が多いと思う。電装品がショートしたらどうしよう?エンジンが掛からなくなったらどうしよう…という具合に。結論を言うとエンジンルームに水をぶっかけようが問題ない。もっと言えば雨天候時には相当の量の雨がエンジンルームに入っている。それでも問題なく動いているんだから洗う程度ならエンジンにとって痛くも痒くもない。こうは言っているが、一応デスビやバッテリーにはビニールを被せておいた方が心理的にも安心する。当時の僕もこの2つはレジ袋で覆った。洗浄はカーシャンプーでも問題ないがKURE製品の方が洗浄のイメージが湧く洗浄に関してはオイルを落とせるものであればなんでもよく、台所洗剤なんかでも問題なく落とせる。僕も当時カーシャンプーなんて良いものは使わずに台所洗剤を使っていました。あとは筆やブラシ、スポンジで擦れそうなところは一通り擦れば大体の汚れは落とせると思う。今でこそですが、モコモコ泡の方が洗浄力高そうというプラシーボ効果があるのでKUREのフォーミングエンジンクリーナーの様なクリーナーを使うときちんと洗えた気になります。ある程度汚れは落とせたけど…エンジンルームの洗浄をして「うわっ」って思う汚れは落とせました。綺麗になって改めて点検をすると、我がハチロクに載っている4A-Gは所々にオイル漏れの兆候がありました。フロント側クランクオイルシールとデスビのOリング部分。当時見ていて腐りそうになりましたが、自分の車だしやるしかないと腹を括った瞬間でした。
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  • 車検No.08 アースなどの接点を磨いてみよう
    電装系が怪しすぎるこれはAE86に限らずだが、古い車はどうしても電装系が弱い。経年劣化によるものもあるが、長年の使用でコネクターに嵌っている端子や、ボディにねじ止めされている丸端子が錆て電気の流れが悪くなっていることが多い。当時の僕はオートメカニックを愛読していました。よく中古車整備の特集が組まれていたので、やり方は知っていた。せっかくなので買ったハチロクにもやってみようと考えました。準備するものは1000番の紙やすりとエレクトロニッククリーナーのみ接点を磨くのに特別な道具は特に必要はない。コネクターは手で外せるものが多く、外せない場合は精密ドライバーなどで爪を起こすとすんなり外せる事が多い。丸端子もレンチの類があれば問題なく外せると思う。外したらクリーナーをぶっかけたり、端子がピカピカするまで磨いたりを繰り返す。ハチロクの場合は外しづらい箇所は少なかったので洗浄したら組み直して次!を繰り返した。これだけで流れる電圧がアップするテスターを使って効果を確認したわけではないが、オートメカニックの特集に組まれていた車両だと0.5Vくらいは違うらしい。これは特集に使った車が不動車だったからという事もありそう。我がハチロクでそこまで変わるとは思えんが、何もしないより電気の流れは変わってくれたと思う。あとはそもそもの入力電圧が弱いと話にならないのでバッテリーを交換してやれば安心であろう。
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  • 車検No.08 バッテリーを交換してみよう
    交換する消耗品で定番消耗品で最もすぐに変えられる物と言ったらバッテリーじゃないだろうか?カー用品店でもすぐに手に入るし、お店に入ったら盛んに交換せよ~と宣伝しているくらいだ。簡単に交換できる割りに劣化するとトラブルが大きい消耗品さて、10ミリのスパナさえあればすんなり交換できてしまうバッテリーだが、劣化したら路上でエンジンストップと言った大ごとになることが多い。劣化の予兆は感じ取れるが、普段使っている物だと慣れてしまうのでこんなものでしょっと感じてしまうことが多い。僕のハチロクだと見るからに使い古したバッテリーだったので、きちんと動いていようが交換することにした。ハチロク用のバッテリーは小さい容量AE86に適合するバッテリーだが、34B19Lと46B24L(寒冷地仕様)が純正で指定されているサイズ。今の感覚だと軽自動車と同じような容量なので、容量大丈夫かな?と感じる。当時は近所のホームセンターに激安で指定サイズがあったのでこちらをチョイスしたが、今の僕だったら60B当たりを買ってくると思う。60Bでも台座などを変更する必要がなく、バッテリー端子の配置(R、Lの事)さえ間違えなければ大容量の物を積むことができる。純正と同じ容量なのでプラグと同じく変化は殆どなしだが、心理的には良くなった。
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  • 車検No.09 純正触媒に交換しよう
    触媒ストレートで痛い目に遭った車検純正触媒が付いていないというのはレアケースだと思う。個人売買で現状売渡だったから遭遇したケースなので、普通に中古車屋さんで購入したらまずお目にかかることはないです。当然ながら触媒が付いていないと排ガス検査でOKが出ることがないのでヤフオクで純正触媒を見つけてくることにした。純正触媒はかなり高いほんと、ボロボロの癖にめっちゃ高いのよこれが…。錆だらけのやばい状態なのに数万は普通にするのが純正触媒。ハチロク用も当然ながらそれくらいしました。困ったことに競合もいるときたものだから、必ず必要なものなのに手に入れるのに苦戦をした部品です。当時の僕は純正エキマニも一緒に付いている触媒を見つけて購入しました。どうせならエキマニ外してくれても良いのに…と思っていましたが、届いたら理由が分かりました。フランジボルトが溶けていてレンチで外せない状態届いてエキマニと分離しようとした時に「げっ!」と思いました。なんでってフランジボルトが溶けていてレンチを掛ける角が全くない状態だったから。この状態だと売主もそりゃそのまま出すよなって納得しました。面食らいましたがこれくらいならグラインダーでボルトを破壊してしまえば分離できます。分離に成功したらジュランのフランジボルトとΦ50のガスケットを組んであげればきちんと機能するようになりました。純正触媒に戻したからって音量が下がるわけではない現在の仕様だと音が車検ギリギリの音量でした。触媒をストレートにすると音量がある程度大きくなります。純正触媒に戻したことによって多少は静かになると思っていたのですが、ほぼ変化なし。これは要因が複数あったので追々綴っていきます。触媒の変更は吹け具合も変化しますが当時は分からなかったです。ストレートに比べたら吹けは悪くなるのは間違えないでしょう。
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  • 車検No.10 マフラーを交換してみよう
    元々付いてるマフラーじゃ車検通すの無理じゃね?僕が購入したAE86は砲弾型のマフラーが付いていた。このマフラーはオーバルサイレンサーに比べて音量は大きめになるけど、抜けは良いと思います。良いんだけど…音量がギリギリだと僅差でNG出されるかもしれないんだよね…。やはりチューニングカーというのは周りの目が厳しいのでやるんだったら文句の付けようがない様にしたい。インナーサイレンサーを入れるのも手でしたが、どうせだから消音性の高いオーバルサイレンサーが付いたマフラーに交換しました。新品を覚悟したが出玉が出てきたさて、オーバルサイレンサーで静かな物となると幾つか候補があります。藤壺のレガリスRカーランド TPYE-Dマフラー柿本マフラー他にも探せば沢山出てくると思いますが、パッと思いついたのはこの3点。柿本製はオーバルサイレンサーでも音が大きいらしいと当時聞きました。実際のところそんな事はないと思いますが…。候補こそ挙げたものの、中古の出物が砲弾マフラーしかない…。学生にはきついが新品買わないとダメか?と思っていたらカーランド製のマフラーがヤフオクで出てきました。音量はそこまで変化なし?!交換はジャッキアップさえできれば何とかなります。今回は触媒のボルトをぶった切っていた都合上、ボルトに泣かされることなく交換ができました。デフ上マフラーなので簡単な知恵の輪をする程度で交換ができます。砲弾マフラーのインナーサイレンサー無しに比べて絶対静かなのでこれで車検は通るだろう!と考えていましたが、エンジンをかけてみるとまだまだ音が大きい?何故だ…。どうもマフラーの排気音ではなくエンジン本体が大きな音を出しているみたいだ…。それでも良い方向に転んでいるはずなので腐らずに車検対応車を作るとしよう。
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  • 車検No.11 スロットルボディを洗ってみよう
    古い車に限らず結構汚れているスロットルボディこれはAE86に限った事ではないのだが、ブローバイで意外と汚れているスロットルボディ。車に興味がない人からすれば、手を加える、洗浄する事はないと思います。アイドリングの不安定や回転数が落ちない場合は汚れているかもしれない。他にもエンジンのレスポンスがいまいちだったり、エア経路が塞がるのか振動が大きかったりと影響が出るもの。洗浄はスロットルボディさえ露出できれば簡単なので車検整備に必須ではないがとにかくやってみる事にした。キャブクリーナーかエンジンコンディショナーを使用するが注意点あり洗浄はキャブクリーナーかエンジンコンディショナーを使用する。どちらが優れているというのは特になく、キャブクリーナーは速乾性があり、パーツクリーナーみたいに使える。結構臭い。エンジンコンディショナーは泡状で出てくるので、付け置き洗いをする時に便利。洗浄できればどっちを使ってもいいのですが、スロットルボディの円周上に気密を保つためのシール材が塗られている車種が今は多いです。2つのクリーナーはこのシール材も一緒に落としてしまいます。そうすると本来入ってほしくない空気量がアイドリングで入るのでアイドル回転数が高くなってしまったりして逆に調子が悪くなる場合があります。AE86の場合はそんな物は塗られていない(笑)気にせず吹きかけてウエスで拭いてを繰り返し行います。走らせていないので調子が変わったかは分からなかったがハチロクの場合、スロットルボディを露出するのにそこまで工数はかかりません。クリーンサイド側のインテークダクトを外してしまえばすぐに顔を出します。ダクトのクランプを外して外すだけのお手軽仕様。我がハチロクのスロットルボディは薄焼けた黄土色をしており、如何にも汚れているという外見をしていました。洗浄すると磨いた真鍮の様な感じになりました。本来の姿はこの姿だったのかと感心しました。この時は車検が通ってなかったので公道を走らすことができませんでした。その為調子が変わった!という判断ができなかったのが悔しいが、エンジンが元気よく動いているような雰囲気が出てきました。因みに今の僕だったらスロットルボディを洗うのにはキャブクリーナーを使用します。エンジンコンディショナーはプラグを外して燃焼室を洗う際に使用しています。参考までに。
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  • 車検No.12 フラッシングをしてみよう
    マフラーを車検対応にしたのに音デカくね?車検が対応するようにちょっとずつ整備を進めていく我がハチロク。段々調子が良くなっていると信じて整備を進めていくのだが、気になることが出てきた。エンジンと排気音がまだまだうるさい…。マフラーは車検対応品になり、触媒も純正触媒に戻した。カーランド製のTYPE-DマフラーはJASMAを取っているのでパイプが割れていない限りは音量がデカすぎるなんて思えない…。すると別の問題があるんだろうなぁ。購入した時に交換したと言われたエンジンオイルを一先ず交換してみることにした。ついでにフラッシングをやってみたいので一緒にやってみる事にした。エンジンオイル変えてなくね?フラッシングオイルはカー用品店に行けば1つや2つは置いてある。用品店にあるフラッシングオイルは汚れはかなり落としてくれる。のだが、本当に根こそぎごっそり落とすものが多い。それで良いんじゃないの?と思われると思うが、オイル経路にくっ付いている汚れの塊を剥がすのでオイルストレーナーを物理的に詰まらすことがある。現役整備士さんの情報発信を見る限り、フラッシングオイル否定派もいて結構議論できる品物だったりする。それは置いといてフラッシングオイルを入れるのにエンジンに入っているオイルを先に抜く必要がある。新油が入っているだろうから琥珀色のオイルが出てくると思っていたのだが、鉄粉混じりの黒いオイルが出てきた。なんだこれ?個人売買だとこういうところ信用できない。しかしこれは個人売買だけの話ではなく、お店を構えている車屋さんでも似たような事例があったりする。要は故障せずに納品できれば良いという事だから今後知っておかなくてはいけない闇を学んだ瞬間であった(笑)フラッシングオイルは15分くらいアイドリングさせるだけでOK交換したとされていたオイルが汚いので一発かまされたのがよくわかったが、腐らずにフラッシングを実施。フラッシングオイルはパパコーポレーションが販売しているフラッシングゾイルを使った。このオイルは根こそぎごっそりというタイプではなく、スラッジを溶かして綺麗にしていくタイプの物。スーパーゾイルシリーズはバイク界隈で定評があるので良い結果が出ると感じた。入れてから15分くらいアイドリングさせてフラッシングオイルを抜くのだが、良い意味で散々な結果だった。フラッシングゾイルは透明のオイルなのだが、抜いたオイルは真っ黒だった。この車は全く整備していなかったんだなと実感が沸いた瞬間だった。フラッシング前はフィラーキャップの中を覗いてもカムシャフトを認識できなかったけど、フラッシング後はオイル焼けが少し取れてカムシャフトが少し識別できるようになっていた。汚れが酷いせいで1回で綺麗にするのは無理そうだ。何回かやれば結構綺麗になりそうな感じがした。エンジン、静かになったね~フラッシング後は新しいオイルを入れたのだが、エンジンがビックリするくらい静かになった。振動も目に見えて小さくなり、これがある程度正常に動いている状態のエンジンなんだと感じた瞬間でした。オイルはオートバックスで売っているカストロールの安い奴だったので、性能は期待してはいけない。でもオイル交換でかなり調子が戻ったので安いオイルでも汚れを取った後だったら調子良く動いてくれる事が分かって嬉しい体験でした。
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  • 車検No.13 スプリングを交換しよう
    異様に低い車高と跳ねまくるサスはどうにかしたいちょっとずつだが我がハチロクも車検に合格できそうな雰囲気が漂ってきた。エンジンが良いところまで来たので、次はスプリング交換に着手する事にした。下回りを覗かせてもらったときに驚愕したのはサスマウントから外れるくらいストローク長がないカットバネ。こんなのが前後両方とも入っているものだからギャップがあるところを走った途端にデカい音は勿論、跳ねるし腰にも来るし困った足回りだった。純正形状のローダウンスプリングを組み付けることにするカットされているスプリングに比べたら社外のローダウンスプリングならどんなものでも乗り心地が良くなると考えていた。早速ヤフオクで中古品を見ていたのだが純正形状のスプリングって殆ど出ていないのだ。何故かってAE86は大体車高調に交換してしまうからだ。当時の僕は車高調組んだら収拾がつかないのと思ったので新品で純正形状スプリングを購入した。チョイスしたのはRS-Rのスプリング。当時だと1万円くらいで入手出来て手頃だった。車高ダウン量も3cmくらいだったはずなので、車検に通すならこれくらいで良いと考えていた。工具さえあれば、苦戦する箇所はアッパーマウントくらいか?交換についてだが、お勧めの手順がある。ジャッキアップする前にアッパーマウントを止めているナットを緩めてしまう。車体からショックを取り外した状態でアッパーマウントのナットを外そうとするとエアインパクトの様な工具が必須となる。通常のハンドツールではショックのシャフトが一緒に回ってしまって上手く力が伝わらないからだ。学生のDIYではそこまで設備を準備できないのでジャッキアップをする前にアッパーマウントのナットを緩めておいた。後はキャリパーをショックから取り外して車体から取り外すだけだ。本来は全長の長いスプリングがショックに組付けられているのでスプリングを外す際にもスプリングコンプレッサーでスプリングを縮めておくのが手順になるのだが、カットバネはガバガバだったのでそんな必要はなかった。新しいスプリングを組付ける時だけコンプレッサーを使ってアッパーマウントを組み付けておく。マウントの本締めは車体に組み付けて地面に降ろしてからだ。リアはショックの根物を外してあげればホーシングの隙間を広げる事が出来る。隙間が出来たらバネを嵌め変えるだけなので30分もかからなかった。これがまともに動く足回りか~この時点では公道を走ることが出来なかったが、後日談。社外品を入れたのでこういう感想を抱くのは変な話だが、これがまともに動く足回りか~と感動した。単純に柔らかいだけの足回りになったが、突き上げとフルバンプしまくるバネカット品に比べたら乗り心地はかなり改善された。
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  • 車検No.14 ラテラルロッドを交換しよう
    シャコタンの癖に調整式が入っていない我がハチロク車検整備を進めていて思ったのが、付いていて欲しいパーツが付いていない。ある意味ノーマルに近くて良いとも言えなくもないが、それにしても…。今回はシャコタンになっていた癖にラテラルロッドが純正のままだった件です。車高を落とすと純正ラテラルロッドでは長すぎる純正の車高にピッタリになるように設計されているので当然だが、ただ単に車高を下げるとホーシングとボディを繋いでいるラテラルロッドが悪さをする。長過ぎるラテラルロッドがホーシングを車体中央からずらしてホイールがフェンダーからはみ出てしまう。そのまま走行する事は出来るが、中心から大きくずれると大きな入力があった時に車体の動きに不安が残ってしまう。これを矯正するために色んなメーカーから長さを変える事が出来るラテラルロッドが販売されている。僕はRS-R製のラテラルロッドをチョイスした。太めのシャフトという事もあり、強度面も心配なく取り付けられると思ったからです。交換自体は両端のボルトナットを弄るだけ引用元:AE86整備書より交換はジャッキアップさえできれば両端のボルトナットを外すだけでラテラルロッドを外すことができます。締付けトルクはボディ側が12キロ、ホーシング側が6.5キロとなっている。ホイールナットよりトルクが掛かっていたりします。調整式に交換したら次は調整です。RS-Rのラテラルロッドは両端のロックナットを緩めるとシャフト本体が回転して長さ合わせをすることができます。僕の場合はジャッキでホーシングを上げて左右のフェンダーから出てくるホイールの距離を一緒にしました。これでホーシングは車体に対してセンターに配置できました。車検に直接関係があるかは微妙ですが不安要素は潰していくに限ります。因みに構造変更にはならないので社外品ラテラルロッドは車検対応です。
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  • 車検No.15 ブレーキパッドを交換しよう
    止まることは止まるがやはり不安なので・・・車検に合格するにあたって最重要なのはブレーキ。これは絶対に受からないといけない項目。僕は車検でブレーキ検査は落ちています。後で内訳を聞くと効きが悪いではなく、ブレーキがロックしたからNG判定という事だった。効いているから良いじゃないか!って思ったけど、そもそも得体のしれないハチロクだしこの先乗っていくにあたって不安要素がない方が良いに決まっているので交換することにした。因みに車検場のブレーキ検査はコツがあり、検査が始まったら徐々に踏力を増やしていく。この踏み方でロックしないので車検をパスすることができる。内心それだと効きが悪くても受かるんじゃないか?と感じてしまう。ブレーキ交換はコツがいるブレーキパッドを交換するわけだが、交換自体はそんなに難しくない。黒いゴムブーツと一緒に締められているボルトを外すとブレーキパッドを固定しているキャリパーと分離することができる。これができればブレーキパッドはただ嵌っているだけなのでこじれば外れる。新品パッドは使い古しに比べて摩擦材の分厚みがある。パッドを押すためのキャリパーのピストンが出過ぎているので押し戻す必要がある。専用工具を使うならピストン戻しという工具を使う。専用工具を使った方が楽なのだが、事情で持っていないという事が多い。その時はウォーターポンプを使ってピストンを無理やり戻してしまうか、ピストン側のパッドを外さずにローターとパッドの間にバールのようなものを挟み込んでこじる。ローターに傷が付くがこういうやり方もある。リアキャリパーはピストン戻しツールが必須リア側は単純に押し込まれていない。ピストンを戻すのに専用のピストン戻しを使う必要がある。キューブ型のアタッチでリアキャリパーのピストンの溝に上手く引っかかる突起を選択して回す。ラジオペンチでやる強者もいるようだが、OHしたばかりじゃないと回らないのでお勧めしない。僕も素直にピストン戻しを使った。で、パッドを嵌めたのだがアクレのパッドの厚みが厚すぎてキャリパーが元通りに組み付けられない。何でだろうか?自分の整備する腕を真っ先に疑ったが物理的に無理じゃね?という結論だった。全てのアクレ製品がこうとは言わないが、一応情報として載せておく。交換後は安心感が増した交換後はピストンが引っ込んでいるので何度かポンピングしてパッドがちゃんと押し付けられる状態にする必要がある。そうしないと走り出してブレーキが効かない!という事態になる。この時はアクレのスーパーファイターという製品を入れたが、元々付いていた正体不明よりずっと安心感が出た。とはいうものの制動力が大きく向上したわけではないので、過信は禁物。
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  • 車検No.16 ステアリングを交換しよう
    AE86は交換率が高いパーツスポーツ走行にするのに人気な車種はまず交換されると思われるパーツはステアリング。純正のステアリングが悪いとは言わないが、径の大きさ、握り心地、デザインといったドライバーの好みが出てくるパーツだ。好みも勿論だが、運転するためのシートポジションを決めると純正のステアリングではしっくりこない事はよくある。そこで純正ステアリングから交換してあげるだけで運転のしやすさが大きく変わる。AE86だと交換されることが多い。交換が簡単なのも勿論あるのだが、本当の理由はこの画像を見てから予想してもらいたい。これは純正ステアリングなのだが、どう思うだろうか?スポーティ??うーん。。。失礼な話なのだが格好良いとは思えない…。量産向けなので仕方がないのだが、最近の新車に採用されているステアリングの方が握りやすいしデザインもスポーティだ。AE86のステアリングが交換率が高いのは純正ステアリングがいまいちだからと思われる。(ハチゴーやGTに付いていたV字型のステアリングよりはまだ良いとは思う)それと径がΦ38かΦ40か忘れたが、結構大きい。デカすぎて回しづらい印象はあった。とはいうものの、最近は純正で大事に維持するオーナーが多い。実はプレミアが付いて地味に高いハンドルだったりする。我がハチロクも例外なく交換されていたけどコレジャナイ僕が購入したハチロクも当然のごとくステアリングは交換されていた。そりゃそうか。。。なんだけどΦ30くらい?の物凄く小径のステアリングが付いていた。オマケにウッドとくる。。。車検は通りづらくなる要素なので交換することにした。(なぜか突っ込まれなかった)出典https://www.momojapan.com/products/steering/race_32.html僕は定番のモモ レースをチョイスした。というのも当時ヤフオクで探すと学生の小遣いでも充分買えるほど安かったのだ。交換は中央のネジ6個を外すだけ交換は本当に簡単。中央のホーンボタンは引っ張れば外れる。こじる必要もない。そのあと皿ネジを6個外すだけでステアリングはすんなり取れる。新しいステアリングを付けたら逆の手順でサクサク終了。これで随分運転しやすくなった。何より回しやすい。やはり交換するなら自分好みにしないと仕方ない。。。
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  • 車検No.17 ユーザー車検に再チャレンジ
    24か月点検を見直して再チャレンジ他の整備で色々と交換した我がハチロク。以前より音がかなり静かになり、ちゃんと動くようになってきたように感じる。1回目の教訓で24か月点検の点検項目を見直して今度こそは受かるだろ!という所まで来た。前回指摘された所は全部直したからもう大丈夫だろうと感じていた。前回苦戦したブレーキテストも一発でクリアしこれでナンバー取れるぞ!と感触を掴めていた。また不合格まぁ良い所まで行ったんだけど問屋は許さなかったんだよね…。下回りまでOK出てこれで行けるか!と思ったらまた地下に呼び出された。試験官も今の時代ハチロクが珍しいせいか、僕の事を覚えていてやっぱりお前か~ってなった。あー、この流れはまた問題があるのね。。。まず、ペーペーなのによくここまで戻したな~というお褒めの言葉?から始まり、もう少しだ!と激励をされた。最後の項目、サイドスリップが大きいから不合格という事だった。とはいうものの、サイドスリップって何ぞ???となってしまった。当時はインターネットが中途半端に発達していたのでググるという発想に行きつかず、試験官を質問攻めした。要はタイヤの向きが真っすぐ向いていない状態あまり聞きなれない言葉だから補足を入れておくと、簡単に言えばタイヤが車体に対して真っすぐではなく、右か左かに向いてしまっている現象。図で言うとこんな感じ↓図の状態だとハンドルを話すと右側に勝手に曲がりだす状態。僕のハチロクもこんな感じだった。試験官はこれは調整面倒だから整備工場に持っていけというが、学生だからそんなお金はなく、どうやって調整するか悩んだ。要はタイヤがちゃんと真っすぐ向けば解決なんだ。とはいうもののハンドルのセンターは勿論狂っているし、どうやって真っすぐと判断するのか分からなかった。カー用品店ではサイドスリップの調整は渋られるすると餅は餅屋と流石に頭によぎった。帰りにスーパーオートバックスによって相談したのだが、見事に断られた。邪険にされたというよりも予約なしで入れられないからこの先1ヶ月まで予約埋まっているよという事だった。先約多過ぎだろ…。この事からお店はダメと判断したので自分で調整する方法を考えることにした。次のページで当時行ったサイドスリップの調整を綴ってみる。
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  • 車検No.18 サイドスリップの調整
    本来はお店でやるのが一番確実で早いさて、ユーザー車検合格まであと一歩という所で不合格になった我がハチロク。その場でサイドスリップの調整は不可能だったので諦めて家に帰ることにした。そこからサイドスリップの調整をどうやってやるかであれこれ悩むのだが、ちょっとした数学で解決させた。調整するのに多少の準備が必要。僕は下記のアイテムを準備した。必要なもの3mメジャー×2養生テープ(メジャーの先端をタイヤに貼る用)特に専用の道具は必要なく、メリットは非常に安く済む。工場でやるような精密な事は出来ないが、これだけでも結構いいところまで調整できる。タイヤの向きはタイロッドの長さを変えれば変更できるタイヤの向き(トー)の調整だが、タイロッドの長さを変えることで調整する。ハチロクではこんな感じだが、他の車種でも似たような姿の物がショックの下のところに付いている。ロッド先端に付いているロックナットを緩めてあげるとシャフトが回せるようになる。シャフトを回すと全長が変わるのでタイヤの向きが変わってくる。調整できることが分かったところで本題。今の状態は下の図のようになっている。これを下の様にしたいで理想の状態にするための算数だが、考え方はこんな感じ図のようにタイヤの角から角を斜めに距離を測る。タイヤの向きが平行じゃない場合、A1とA2の値の差が大きくなる。A1とA2の距離が等しくなった時、タイヤの向きは平行になる。所詮メジャーでやっているので精密に出すことは無理だが、誤差1~2ミリくらいまでには調整できた。僕のハチロクだと10mmくらい差があったのでサイドスリップは大きいことに納得した。真っすぐにできたらハンドルのセンターを合わせるある程度良いところまで調整したら次はハンドルのセンター出し。邪道だが、ステアリングボスを嵌め直してセンターを出した。一応ロックtoロックが均等になるように試しながら調整。社外ステアリングなのでボスのナットにはすぐにアクセスできるのでここは苦戦しなかった。ここまでやってメジャーの測定上トーアウト2ミリまで調整しきれた。まだ仮ナンバーが付いていたので軽く走ってみたが、ステアリングから手を離しても左右どちらかにぶれる量は格段に少なくなった。これにはとても感動した。本来はこれが正常なんだけどね(笑)ここまで来れば今度こそ車検通せるでしょう!
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  • No.08 ユーザー車検に必要な準備や費用まで
    ユーザー車検は難しいのか?自分でやってみた事を詳しく解説!車を運転するために必ず取らなくてはいけない車検。ディーラーや自動車整備工場に依頼する方が多いでしょう。ところがこの車検、自分で行うことができます。これをユーザー車検と言いますが、自分でやるのに何をやれば良いのか分からない!ってなると思います。そこで僕自身がAE86でユーザー車検を通した時の経験を踏まえて分かりやすく解説します。ユーザー車検とは??ユーザー車検とは、車の所有者が自分で行う車検の事です。陸運局の自動車検査場に自分で車を持っていき、車検を受けます。準備も手続きも自分で行うので整備の技能が増えたり、費用を抑えられたりといったメリットがあります。また車検は次の3種類があります。新規検査自動車を新たに使用するときや仕様中断の手続きをした自動車を再び使用する際に受ける継続検査自動車検査証の有効期限が切れた後も、その自動車を使い続ける際に受ける構造等変更検査ボディサイズや積載量などが変わるような改造をした場合の検査法定点検とは違うのか?混同されやすいのですが、法定点検というものもあります。ユーザー車検をするうえでも欠かせないものですが、内容も目的も異なります。法定点検とは??定期点検整備の事で12ヵ月点検と24か月点検があります。法定点検は車が故障せずに安全に走行できるかどうかを定期的に調べる点検です。車検は2年ごと(24か月)なので車検と同じタイミングで行います。実施のタイミングは車検の前でも後でもOK。となっているが、検査表を自分の場合は求められたので先にやってちゃんとチェックしましたという証拠がないと書類でNGになると思われます。受ける陸運局にもよるのか?法定点検を行うことで故障を防げる、メーカー保証が受けられる、車の査定が上がるというメリットがあります。ユーザー車検のメリットとデメリット次に自分で通すユーザー車検はどんなメリットとデメリットがあるか見てみましょう。ユーザー車検のメリット検査代行手数料が掛からず、費用を抑えられるユーザーで通す場合、掛かる雨費用は法定費用と部品交換代です。法定費用は下記の通り自賠責保険料検査手数料(印紙代や証紙代)自動車重量税業者に依頼すると検査代行手数料や車検するための基本料金が掛かります。基本料金は車種や車の大きさ、お店によって異なりますが、4~6万はどうしても掛かります。ユーザー車検ではこの追加費用をカットできます。車の知識が増えるユーザー車検では車が保安基準に適合しているかを自分で検査します。ぱっと見で分からないところまで確認するので自分の車の状態に詳しくなります。それと手続きも自分でこなすので保険や税金に関する知識も学べます。1日で終われるこれが最大のメリットと思います。業者に頼むと最低でも2~3日は掛かります。ユーザー車検では1日で終わる事ができます。ユーザー車検のデメリット時間と手間が掛かる必要書類の作成や各部支払いなどの手続きを自分でしなくてはいけません。準備と検査の時間が必要になります。検査場に持ち込める時間帯が決まっているユーザー車検を受けられるのは基本的に平日です。会社員の方だと予定が合わないことが多いと思われます。検査でミスをする、不具合箇所の整備が必要になる事がある車検では検査官の指示に従って車の色んな所を操作します。自分のAE86でもやったが、操作ミスをすると保安基準に適合していても不合格になってしまうことがあります。僕の場合はブレーキを強く踏み過ぎてロックしたからNGという結果になりました。そして何らかの問題が判明した場合はその個所を整備しなくてはいけません。その場で直せるものばかりではないので修理業者に依頼しないと解決しない事があります。法定点検を自分で行う必要があるユーザー車検とは別に法定点検(定期点検整備)を行う必要があります。これが個人でやる場合は結構大変で、確認する項目もかなり数があります。やる内容ですが、ネット上に法定点検用紙のテンプレートが転がっているので気に入った物をチョイスします。業者に車検を依頼した場合は車検基本料の中に法定点検整備の費用も一緒に含まれていることが多いです。ユーザー車検の相場はいかに??ユーザー車検の場合、業者に払う基本料金が掛からないため費用を抑える事ができます。ユーザー車検では下記の料金が掛かります。「自賠責保険+重量税+印紙代」業者にお願いする場合は上記の3点に車検基本料金(24か月点検や車検を受けるために動く人件費)が追加されます。自賠責保険料 通常は25か月で加入します。12ヶ月13か月24ヶ月25ヶ月軽自動車11440円11950円17540円18040円普通車11500円12010円17650円18160円重量税新車登録より年数が経っていると金額が変わります。車両重量13年未満13年以上18年未満18年以上軽自動車6600円8200円8800円0.5t未満8200円11400円12600円0.5~1t16400円22800円25200円1t~1.5t24600円34200円37800円1.5t~2t32800円45600円50400円2t~2.5t41000円57000円63000円2.5~3t49200円68400円75600円自動車税僕みたいに個人から購入した場合は自動車税も必要になります。自動車税は新車登録から13年経過すると増税されます。排気量13年未満13年以上軽自動車7200円12900円1000cc以下29500円33900円1000cc~1500cc以下34500円39600円1500cc~2000cc以下39500円45400円2000cc~2500cc以下45000円51750円2500cc~3000cc以下51000円58600円3000cc~3500cc以下58000円66700円3500cc~4000cc以下66500円76400円4000cc~4500cc以下76500円87900円4500cc~6000cc以下88000円101200円6000cc以上111000円127600円ユーザー車検の基本的な流れユーザー車検の基本的な流れを紹介します。法定点検をする自動車が保安基準に合っているか点検し、不具合があれば整備します。点検整備記録簿に記入点検整備記録簿に点検・整備の内容を記入します。ユーザー車検の予約僕の時は10年以上前だったので必要なかったのですが、今だと予約が必要になるようです。普通車のユーザー車検は国土交通省管轄の自動車検査インターネット予約システムから予約する必要があります。電話では予約できないので注意。必要書類を準備必要な書類を用意します。検査場で当日受け取る書類もあります。検査予約した検査場で車検を受ける。新しい車検証を受け取り車検に合格したら継続車検受け取り窓口に書類を提出します。新しい自動車検査証(車検証)tp検査標章(ステッカー)を受け取ります。ナンバーを付けた後、係りの方に封印を付けてもらいます。ユーザー車検に必要な書類は??必要な書類が結構あります。書類に不備があると不合格になるのでしっかり準備してから望みましょう。事前に用意しておく書類と当日検査場で受け取るものがあります。事前に用意するもの自動車検査証(車検証)自動車税納税証明書自賠責保険証明書(カー用品店で取れます)点検整備記録簿(定期点検整備のテンプレート用紙)使用者の印鑑当日受け取る物自動車重量税納付書と印紙継続検査申請書自動車検査票、手数料納付書、印紙、証紙印紙は窓口で代金を支払うと貰う事ができます。当日の検査はどんなことをする?検査当日は検査コースを回りながら音声指示、検査官の指示、電光掲示板の表示にしたがって検査を受けます。検査は次の項目を受けます。車が合っているか車検証に記載されている内容と車検を受ける車が同じかどうかを確認します。外回りの検査ヘッドライト、ブレーキランプ、ウインカー、ポジションといった灯火類、ワイパー、ウォッシャー、クラクションの音量、発煙筒の有効期限などを確認します。サイドスリップ検査真っすぐ走るかどうかを検査します。曲がるようだとサスペンションのアライメントが狂っているかタイヤが大変なことになっています。ブレーキ検査フットブレーキとサイドブレーキの効き具合を確認します。フットブレーキは一気にガン!と踏むと一発NGとなります。これはロックすると不合格判定になるためです。ヘッドライトの検査ヘッドライトの光軸と光量、色が基準を満たしているか確認します。僕が受けた時はハイビームでしたが、未だとロービームが検査対象に変わっています。排ガス検査マフラーから排出されるガスを検査します。一酸化炭素COと炭化水素HCの濃度を測定します。音量検査マフラーから出てくる音量を測定します。マフラーをアフターパーツに変えている場合は測定されます。下回りの検査検査官が車の下からボルトの緩み、ブーツやゴム類の破れ、オイル漏れを検査します。初めてやると操作ミスで不合格になることが多い自分でやった時に思ったのは初見で操作ミスをせずに通すのは難しいという事。特にブレーキ検査。加減が分かりづらいです。不合格になった場合、再検査を受ける必要があります。再検査といえど全てやり直しではなく、不合格になった検査だけ受け直します。本番検査を受ける前にテスター屋に行くのがお勧め陸運局の近所にテスター屋と呼ばれる予備車検場があることが多いです。予備検査場では陸運局と同じ内容の検査を受けることができます。灯火類が球切れしていたらその場で購入して交換することも可能で、ユーザー車検を受ける際のアドバイスをくれたりします。僕もユーザー車検合格貰った日はテスター屋を利用しています。ヘッドライトの光軸が自分では調整できないのでここで調整してもらいました。リトラクタブルヘッドライトだとリトラを格納してしまうと光軸がそれだけで狂うからです。AE86トレノに限らず、RX-7やMR-2等も同じ現象が起こるので注意が必要です。因みにテスター屋で異常が見つからなかったとしても必ず車検に通るわけではありません。あくまでも事前の予行練習であることを心得ておきましょう。
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